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カンガルーケア

カンガルーケアって何?

赤ちゃんとママの肌が直接触れ合うように、
ママの胸の間に赤ちゃんを包み込むようにだっこすることです。
だっこしている姿がカンガルーににているためカンガルーケアと呼ばれています。

はじまりは?

1979年、南米コロンビアのボコタで、
保育器不足を補う未熟児の代替医療としてはじまりました。
その後、いろいろな効果が見直され、先進国でも未熟児医療に積極的に取り入れられるようになりました。
現在は未熟児だけでなく母と子の絆つくりのため多くの赤ちゃんに進められています。 

赤ちゃんへの効果

  1. 末梢の循環がよくなり体温が安定します。
  2. リラックスでき呼吸が安定します。
  3. ママの肌の常在菌が得られて免疫力が高まり感染症の危険が減ります。
  4. 母乳保育が進みます。

当院では

お産直後の赤ちゃんの状態にあわせて体の水分をふき取り、ママの胸の間に裸の赤ちゃんをたて抱きにし、
タオルや毛布で包み込むように抱っこします。ママも赤ちゃんも全身でお互いを感じることができます。
赤ちゃんは聞き覚えのある声に耳を傾け安心しています。

安全対策について

赤ちゃんをうつぶせにしますので、まれに呼吸障害が起こることがあります。
赤ちゃんの呼吸状態を見るために血液中の酸素濃度を調べる機械を赤ちゃんの手につけます。
場合によっては、カンガルーの途中で一時お預かりし、赤ちゃんを観察させて頂きます。 
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