お産直後分娩台の上で、お母さんは
生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこします。
抱っこされた赤ちゃんは、お母さんの温もりと
優しい匂いに包まれながら
初めてのおっぱいを口にします。
赤ちゃんとお母さんは触れ合い、
じっと見つめあったり、優しく話しかける
お母さんの声を聞きながら、やがて赤ちゃんは
安心しきったようにすやすや初めての眠りにつきます。
クリニックでは、WH0、ユニセフの「母乳育児成功のための10か条」に基づき
母乳育児を推進しています。
母乳育児には、なるべく早く お母さんと赤ちゃんの絆を深め、
たくさんおっぱいが出るように、泣けばおっぱいを含ませる
お産後早期からの頻回授乳・自律授乳が大切なのです。
お母さんと赤ちゃんが一日中、一緒に居られるように、
御出産直後のカンガルー抱っこと早期のおっぱいタイムを大切にして、
早くから母乳が出るように、母児同室、同床をおこなっています。
そして、入院中は、日々変化するお一人お一人の乳房の状態に合わせて、
スタッフが毎日乳房マッサージや乳房ケア・抱き方・含ませ方などの
授乳介助にお部屋へ伺い、おっぱいについてのご相談をお聞きしています。
ただ、お母さんは「上手に飲んでくれない」「いくらあげても欲しがって…」
「おっぱいが足りないのでは?」「なぜ泣くの?」「他の赤ちゃんはどうしているの?」と
わからないことで一杯です。
そんなとき、授乳サロンをご利用ください。
先輩ママのおっぱい・子育て経験やアイデアなどの情報交換、
ママの仲間作りや助産師の授乳指導など、楽しい母乳育児のサロンです。