医療法人社団 恵友会

理事長 久保寛倫

私は、20年以上前に、明石にて不妊治療を中心とした婦人科診療所を開設したのですが、不妊治療を受けられた後に妊娠された患者さんから、「お産も先生に取り上げて欲しい」というご要望をたくさん頂き、また私自身も、このまま外来だけの婦人科医で終わってしまってはつまらんなと思い、明石診療所は水木先生におまかせして、西神の方に高度生殖医療（体外受精や顕微授精）の施設と、妊娠された方には引き続いて安心して出産していただく分娩施設を併設した診療所を2001年に開院いたしました。

その後、10年間は亡くなられた菅原先生が、その後の10年間は石原先生が院長として中心になって安心・安全な分娩を行い、また新生児・小児科の石井先生が産まれた赤ちゃんをしっかり見守っていただき、ついに2022年8月に15,000人目の出産を迎えることができました。ここまで来られたことをたくさんのスタッフに感謝しています。

これからも患者様やご家族の方々には、いつも安心して受診し不妊治療、出産、子育てをしていただける、心優しい医療を実践して参ります。よろしくお願いいたします。