帯状疱疹ワクチン(シングリックス)接種について
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化により起こる病気で、強い痛みと帯状の発疹が特徴です。免疫力が低下したときに発症しやすく、特に50歳以上の方に多く見られます。
帯状疱疹の合併症の1つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。その他にも目・耳・脳・運動神経などに障害を残す可能性があります。
帯状疱疹ワクチン『シングリックス』は、帯状疱疹を発症予防する効果は非常に高く、帯状疱疹後神経痛の予防効果も非常に高いとされています。また、帯状疱疹を長期に予防することが確認されています。
接種対象者
当院通院中の方で以下に該当される方 ※接種希望の方は事前のご予約が必要です。
50歳以上または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる方
接種料金
【料金】1回につき 22,000円(税込み)
50歳以上60歳以下の方への一部補助の案内はこちら(神戸市) ⇒ 帯状疱疹予防接種料の一部補助
65歳以上の方の定期接種案内はこちら(神戸市)⇒ 神戸市定期接種案内
接種回数および方法
【接種ワクチン】 シングリックス
【接種方法】 筋肉内注射
【接種回数】 2回
50歳以上の場合:標準として、1回目の接種から2ヶ月間の間隔をおいて2回目の接種を行います。
主な副反応
重大な副反応として、ショック、アナフィラキシーが報告されています。
主な副反応は、疼痛、発赤、腫脹、胃腸症状、頭痛、発熱などがあります。
